2024年10月10日

注文住宅の庭と駐車場を考える際の注意点とは?


屋根付きの駐車場は建蔽率の対象に含まれる

注文住宅の魅力は、何といっても、建物のサイズや間取りなどを自由に決められるという点にあります。しかし、だからといって土地の全面に建物を建てられるというわけではありません。というのも、土地にはそれぞれ建蔽率や容積率といった建築制限が設けられているからです。建蔽率が低いエリアにある土地の場合には、いくら面積が大きくても実際に建てられる家の建坪はそれよりもかなり小さくなります。この建蔽率には、建物だけでなく屋根付きの駐車場の面積も含まれますので、もし駐車場に屋根を設置しようと考えているのであれば、その面積と併せて建物の大きさを検討しなければなりません。一方、駐車場に屋根を付けなければ建蔽率を意識する必要はなくなりますので、なるべく大きな建物を建てたいのであれば、あえて屋根なしにするというのも一案です。

余った土地は庭として活用しよう

建蔽率が低い土地の場合には、建物と駐車場を設けても、なお土地が余ってしまう場合があります。そのような場合には、ぜひ余った土地を庭として使用することを検討してみると良いでしょう。ガーデニングが趣味の方であれば、花壇を作っても良いですし、子供がいる家庭であれば、タイル張りにしてバーベキューやプールを楽しめるようにするのも良い考えです。なお、おしゃれなエクステリアにしようとして芝生の庭を設けたいと考える方が多いかもしれませんが、芝生は維持するのに手間がかかりますので、その点には留意する必要があります。

大阪の注文住宅を購入するときには、小さな子供や高齢者も住むことを考えて安全性に配慮するようにしましょう。

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